ホイスコーレ日記25:キッチン当番

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

僕が留学した時は、全校生徒88名でした。生徒と先生は学校で寝泊まりするのがホイスコーレ。生徒一人一人には部屋が割り当てられ、さらにいくつかの部屋をまとめてグループ分けがされています。グループには5つの名前が割り当てられていて、「シアン」「イエロー」「マゼンタ」「ブラック」「ホワイト」でした。この5つのグループが毎週交代でキッチン当番をします。

キッチン当番は、食事の前に机を整えたり、食器を準備したり、配膳をキッチンスタッフと一緒に手伝います。他に食後の掃除、机の整頓、食器を洗ったり、ゴミを捨てたりします。毎週キッチン脇にある掲示板にはその週の当番にあたるHallway(色)が掲示され、さらにキッチンスタッフによって誰がどこを担当するのかランダムで決められています。

結構忘れてしまったりすることもありましたが、そんな時は冷静に「Facebookページ投稿」。「〇〇、今あなたキッチン当番だよ!」と全校生徒の閲覧できるページに投稿されると、あれよあれよと話は広まり「あれ?さっきキッチン当番だって呼ばれてたよ?」なんて言われる場面もありました。