ホイスコーレ日記27:シルクスクリーン

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

僕、シルクスクリーン大好きなんですが、機材を揃えないとなかなかできないので最近めっきりやっていませんでした。シルクスクリーンは、Tシャツプリントとかができる技法の一つです。一種のスタンプで、紙や布、鉄などなんでもプリントすることができます。

テキスタイルコースの建物にはシルクスクリーンをするための板を始め、赤外線ライトの暗室や大きな洗浄場もありなかなか快適。ただ、普段テキスタイルの人たちが使っているので、彼らが忙しい時にはなかなか使いづらかったり、必要な液がなくなったりしていましたが。

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みんな自由に、思い思いのプリントをしていました。その発想はとにかく柔軟で、時にハッ!とさせられるくらい素敵なものを生み出している人もいてとても刺激になりました。

シルクスクリーンの授業は特に使用する用語が難しく、先生や友達に(授業はデンマーク語なので)トランスレートしてもらうのに苦労をかけてしまった気がします。僕は何度かやったことがあったのでなんとか理解しましたが、知らないで英語の説明だけを聞いていたらもう少し大変だったかもしれません。でもそうだったとしてもみんなも初めて挑戦する人が多かったので「あっちいって!板を持って!この液を塗って!ほらできた!」みたいな感じにサポートしてくれること間違いなしです。みんなわからないことだらけなのは同じで、彼らだって説明できないしどうやったらいいかわからないんです。