ホイスコーレ日記36:語学学校に通いたい

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

デンマークに到着後コムーンに外国人登録をしてCPRナンバーと呼ばれる住民ナンバーを持っていると、無料でデンマーク語の語学学校に通うことが出来ます。ホイスコーレでもデンマーク語のクラスが開講されていたので必要ないと思っていたのですが、運悪くデンマーク語の先生が事故に遭われ、僕らはほとんど受講することが出来ませんでした。

デンマーク語の学校オフィスに直接出向き授業を受けたい旨を話すと、CPRナンバーを求められ、都合の良い日を聞かれました。そして、初日のオリエンテーションの日を言い渡されます。

オリエンテーションは担当の方と一対一で話します。どうしてデンマーク語を勉強したいの?いつが都合が良いの?どうしてデンマークに来たの?デンマーク語はどのくらい理解できる?そういった会話を通して現在の英語力を確認、そして自分のレベルにあったクラスを紹介してくれました。

さて、ここまでやったのですが結果的に僕はこの学校に通いませんでした。理由は「時間」です。ホイスコーレの授業があるので、語学学校に行くなら夜のクラス(17〜20時)に通うことになります。ホイスコーレの授業が終わるのは15時半。そこからすぐに学校近くのバスに飛び乗って30分前に語学学校に到着、20時まで授業を受けたら、、、ホイスコーレ最寄りまで行くバスはもうありません。
そこで自転車で通うことも試しましたが、片道10km・40分はなかなかきつい。
そして一番大変なのが、この学校に通うとホイスコーレの課題ができなくなってしまうこと。授業は15時半で終わっても、その日の夜遅くまで作り続けることが結構あったので、「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」と考えました。

長くなりましたが、ホイスコーレに通う生徒でも希望すればデンマーク語の語学学校に無料で通うことが出来ます。けれど、ホイスコーレから近い場所に語学学校がない場合は通うことが難しいため、ホイスコーレの授業に集中したほうがよさそうです。(デンマーク語を学ぶホイスコーレにいる場合はこの限りではないと思いますが)

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今回紹介している2枚の写真は、語学学校から自転車で帰った時に撮った写真です。夕日が綺麗だった…。けど、毎回これはきつすぎる。

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ホイスコーレの夕食時間にも間に合わないので、語学学校に行くとしたら夕食抜きで通って、帰ってきてから残ったものを食べるしかないというのも、僕には辛かったです。