ホイスコーレ日記53:うおのめ

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ある日ふと足の裏を見ると、そこには謎のイボが…。
痛みはあまりないものの、ほっといたらまずいという意識だけはあった「うおのめ」。どうしようもないので病院に行くことにしました。(今回は写真少なめ)

ここはデンマーク。うおのめなんてうまく説明できないので、薬局に直接行くよりかは病院に行って薬を教えてもらったほうがいいという判断です。案の定、学校のオフィスで説明をしてもなんのこっちゃではありました。ちなみにうおのめ、英語で「Corn」というみたいです…。またどうしようもないボキャブラリーが増えてしまった。

デンマークに来たときにイエローカードと呼ばれる保険証を発行しておいたおかげで、医療費は無料でした。しかし、病院は完全に予約制。まずは電話をするという大きなミッションが言い渡されました。ここで役に立ったのがライン電話だったのですが、WiFi環境下から病院へ電話をかけることができました。

けど、直接人にかかるのではなくてアナウンスになっていたんですね。デンマーク語だから何を言っているのかよくわからない。そこで、友達に協力してもらって何を言っているのかを教えてもらいました。

で、その結果病院はしばらくの間お休みです…というアナウンスが流れていたことが判明しました。とほほ…。

その後病院がオープンする日を待って、今度はオフィスに行って電話を借りることにしました。オフィスの人に電話をかけてもらって取り次いでもらったほうが早いと思ったからです。結果この計画は大成功、そして病院の予約を一週間後に取ることができました。

病院は平日しか空いていないので授業をお休みさせてもらって、近くの街のアナスへ。ここにはこのホイスコーレと提携?かいつも利用している病院があります。バス停のすぐ横にあるはずなのですが、建物がわかりづらくて迷いました…。

診断結果はやはり魚の目。ドクターに会うまでもないということで、ナースの人が処置をしてくれました。あとは2週間の間薬を塗り続けること(皮膚を溶かすあれです)、それでも芯が取れない場合はまた病院に来るように言われました。

薬はメモを渡され、自費で購入することになりました。
魚の目の薬ください、というと、これだけじゃなくて皮膚を削るための小さいナイフと、ワセリンも買うといいと薬局の人がお勧めしてくれました。合計で2,000円くらい。

ここから2週間の間、毎日毎日うおのめとの戦いが…。なんだか変な経験しました。
ちなみにこの薬代、帰国してから保険でカバーできました。処方箋もないし、自費で買っているからダメかなと思ったのですが、病院に行って買うように言われたものであること、レシートが残っていたことで保険が適用できました。よかった。