ホイスコーレ日記21:講評

デンマークのDen Skandinaviske Designhojskole に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

第21回目:講評

この週の講評はファッション・アーキテクチャが目立っていました。というのも、グラフィックはデッサンだったため、描いた紙を掲示してはいましたが、やっぱり立体でものを作られてくると「ほぉ」「すごいなぁ」と思います。

ファッションのコースは毎回力が入っていて、どの作品もユニークな発想と面白い試みがされていました。アーキテクチャはデンマークを代表する分野でもあるため、生徒の興味関心も高く、出てくる作品にも毎回驚かされます。

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グラフィックデザインという分野はデンマークは(多分)そんないメジャーではないのかもしれません。けれど、彼らの持つ「シンプル」な考え方は、きっと世界中探しても最高にクールで、本当の意味で「シンプル」なのではないかと思います。彼のシンプルはすでに生活に溶け込み、それが何かをみんな理解しているように感じ、そのため不要な情報をどんどん削ぎ落としても相手に伝えることができるんだろうと思いました。