EP130 ポートフォリオの撮影風景とTips

The 24 week – ホイスコーレ日記130
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最後の週を迎える前に、どうしてもやりたいこと。それは自分の作品の撮影を終わらせてしまうこと!

 

パソコンが使えなくなる!!

なんとこの週末には、僕らが使っていたMacルームが閉鎖されることに!さらにサーバに共有していたデータも消されてしまうとのこと!必要なデータはバックアップを取って、さらに必要な作業は前倒しでやらないといけない!!さぁ大変だ!

 

写真部屋も使えなくなる

たくさんのポートフォリオ用写真を撮影してきた撮影部屋も、時間のあるうちに撮影を終わらせないと使えなくなってしまうかも!?と思い立ち、ShowOffのあとの週末はポートフォリオ用の撮影をガンガン終わらせました。

 

撮影環境はこんな感じ

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日本を出る時に購入したNikonのD5500に、中望遠のレンズを使用していました。さらに学校には白と黒の背景紙と、2台の大型フラッシュがありました。これらを使ってデンマークで作った作品は全て撮影しました。

 

撮影する時に気をつけること

先生からは下記を注意する様にと言われました。

 

サイズ感がわかること

 小物の場合は手を添えて、それがどのくらいのサイズなのかわかりやすくすること。
 大型の場合は持ったり、横に立ったりする。

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上の写真の場合、手のサイズから大きなものではないことがわかります。

 

どんな反応ををするのかわかること

 例えば何処かが駆動するなら、それがわかる様に写真を撮ること。
 特別な機能があるなら、その機能が写真に現れる様に撮影すること。

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上の写真は、風車の部分が回ることが見て取れます。

 

シンプルであること

 できるだけシンプルに、そのものを見せること。
 必要最低限の情報を提供すること。
 背景は白か黒が望ましい。

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例外もありますが、僕は上記の点に気をつけて撮影をすることにしました。
出来上がる写真はなるほど、こうすると伝わるんだということをやっと理解することができた、先生の話と、教室にあった本とずっとにらめっこしながら、なんとか自分なりの方法を見つけられた気がします。

 
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ちなみに、外での撮影は風や夕暮れによる光源の変化、虫!などとの戦いでした!!

 

第131回目は「身辺整理」

ついにフォイスコーレ最終週。身辺整理を始めます。

EP129 このタイミングで新しいRakuが出来上がる!

The 24 week – ホイスコーレ日記129
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ShowOffが終わって一息つくまもなく、Raku焼ができるぞ!というニュースが飛び込んできました。そう、僕には5ヶ月前から放置したままの、作りかけの焼き物がある!

 

5ヶ月眠っていたRakuがついに釜に入る

2月の雪がちらつく中でRaku焼きをやってから早5ヶ月。一週間の選択授業が終わってからもRaku焼きを作り続ける生徒はたくさんいました。けれど、作品を完成させるには1,000度に熱した釜を使う必要があります。生徒には扱えないものなので先生待ちでしたが、ついにその日がやってきました!

けれどみんなてんてこ舞い!音楽フェスに行く人、ShowOffの片付けに追われる人…そんななかでみんな時間を見つけて作品を焼き上げました!

 

今回新しくできた僕の作品はこちら

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ついに焼けた!半分記憶の片隅に行ってしまって、半分諦めていただけに嬉しい!

 

その他の作品をご紹介

僕の作品の一部はポートフィリオに

そして他の人たちの作品はこんな感じでした。

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すでに前のセメスターでRaku焼をやったことがあった人もいて、そこでの経験を発展させた作品を作る人もいました。けれど自由に作ることが第一だったこの課題は、完成度よりも楽しむことが優先。次にやるときは技術をしっかり追求したいな。

 

第130回目は「ポートフォリオの撮影風景とTips」

新しく完成した作品たちをポートフォリオ用に撮影します!

暑中お見舞い、もう残暑お見舞い?

今年の暑中お見舞いです。今年の夏も暑かった。そしていろいろな出会いと、いろいろなイベントがあった夏になったなと思います。このつながりが今後もますます発展して、どんどん面白い方向に向かっていきますように。

紙、ペン、コンピュータ着色

ベルリンへの修学?旅行

ホイスコーレの学校行事でベルリンへ5泊6日行ってきました。デンマークからベルリンまでバスで片道8時間!かけて行くのに驚かされましたが、それが「当たり前だよ」という感覚を持っている学生達にも驚いたり。

そしてベルリンに行ってからは毎日行事が盛りだくさんで、自由に街を見る時間があまりありませんでした。でも、観光ではいかないようなところや、面白い発見がたくさんあってとてもよいプログラムだったと思います。

特に印象的だったのは「街にストリートアートを作る!」というアクティビティ。到着翌日の朝に突然グループを作らされ、ビニルテープ・カラー粘土・紙の入った袋を各班へ配られ、チェックポイントと地下鉄の路線図が書かれた紙を渡され…。そして、各チェックポイントに行くまでのお題を伝えられ、全員解散。街中に散ってストリートアートを作る!日本で真昼間からこんなことしたら捕まっちゃう笑、けどベルリンという街には(グレーゾーンだと思うけど)、そういうことを受け入れてくれる土壌があるんだろうと思いました。

100dayprojectが365dayprojectに

2015年の4月に「100dayproject」という企画に参加した。これは、インスタグラム上で「100日間毎日写真をアップする」というものだった。特に縛りもなくて、自由になんでもやって良い。イラストをアップする人もいれば、僕のように風景写真をアップする人もいる。

「こんなことして何になるんだろ」と半信半疑で始めたものの、気づけば365日が経っていた。最初はよく分からなかった写真の撮り方や加工も、どうすればイメージ通りの写真が出来上がるかがやっと分かってきた。これも毎日繰り返しやってきたからなんだろうな、と改めて思う。

日々の積み重ね、なんてあんまり信じていなかったけど、やっぱり本当なんだよなぁ。初めてすぐになんでもプロレベルに出来れば苦労しないけど、そんなことはあり得ないってことを改めて思い知らされたし、同時に続けていけば必ずどこかにたどり着くという事も分かった気がする。そういう意味でこのプロジェクトが僕に与えた影響はとても大きい。

明日からは2年目に突入する。今度は少し別の角度から2016年版のプロジェクトに参加しようと思う。

 

ちなみに、アイキャッチの写真は365日目のもの。特別な日だからってすごい物なんて必要なくて、今のありのままを写してみた。そしたら、意外にも今まで撮った事がなかった物だなぁということに気づいた。

Exhibition “Into the Sky”

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Into the Sky / Exhibition
2008
Hachioji, Japan
Illustrator, Photoshop, Paper etc.
The book series “Into the Sky”
空みて “Looking for the Sky” 92mm x 130mm, 32PP, Color
空いろ “Color of the Sky” 92mm x 130mm, 32PP, Color
空ばか “Into the Sky” 92mm x 130mm, 32PP, Color

コウキシンレーダー / Things excited my curiosity

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DESIGN FESTA VOL.35
May 12-13, 2012
TOKYO BIG SIGHT, Japan
Illustrator, Photoshop, Paper etc.
The book “KOUKISIN RADAR” 124mm x 174, 28P, Color