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デザインの歴史を感じながらベルリンの街を歩く。その2

The 18 week – ホイスコーレ日記93
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ベルリン3日目は、各コースに分かれました。グラフィックコースは東西にベルリンが分かれていた頃のデザインが集められた美術館に行き、DSDHを卒業後ベルリンで就職した卒業生に会いに行き…。と盛りだくさんでした。

 

卒業生訪問

ベルリンにはたくさんのスタートアップ企業があるといいます。スタートアップ企業に限らず、英語ができれば外国人も受け入れられるという土壌があるこの地域には、EU内なら移動が自由というのも手伝ってたくさんのデンマーク人が働いているようです。今回はDSDHを卒業後コペンハーゲンのデザイン学校に進学し、ベルリンのデザイン事務所に就職をした人に会いに行きました。(日本人の僕には色々アウェイではありましたが)

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会社に通されると、みんなで階段に座って話を聞くことに。この間も周りでは仕事が進められていました。まずはこの会社がどういうことをしているのか…、どんな人たちが働いているのか…を説明してくれました。(半分英語、半分デンマーク語だったかな?)

 

やっぱり日向ぼっこが大好き

その会社には手作り感の漂う屋上があり、ホームセンターで売っているような安いはしごを伝って登りました。「一度に1人ずつよ!!壊れちゃうから!」という声に若干ビビる。

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日照時間の短い国では、日光浴は本当に大切。デンマークの人たちはちょっとでもスペースがあれば日光浴します。ここでもその文化を継承しているようで、卒業生のお話は屋上のとても暖かく気持ちのいい場所で行われました。

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英語とデンマーク語半分か、デンマーク語のほうが多いくらいの割合で話されたので全部は理解できませんでしたが、デンマークより給料は低くても、全体の物価が安く、生活には困らないこと。本当はデンマークで働きたいけど、自分の好きな仕事ができるのならば場所は関係ないこと、というようなお話をされていたと思います。

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日本と違い、EU同盟の中であれば自由に移動しながら仕事を見付けられるのが最大のメリット。デンマークだけじゃなくてドイツでも、フランスでも、その国の企業に就職できれば働ける。だからそのためにも彼らの英語スキルはとても高いし、人によってはドイツ語・中国語など3カ国語を使い分ける人もいます。

 

お話の後はお食事

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日もすっかり落ちてきて、ベルリンの電波塔が夕日に映えます。この頃は季節が夏に向かっていたので、デンマークやベルリンは21時くらいにならないと真っ暗になりません。この写真も20時くらいの様子ですが、まるで日本の17時とか18時くらい見たい。

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夜にグラフィックコースのメンバーは今日会った卒業生と一緒に会食。
その後はもちろん…

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サルサパーティー!
ここまで来てもパーティー!さすが!!
踊ったことないけど、酔いに任せてサルサしましたよ!
ステップは難しいし、女の子をリードしないとめちゃくちゃ嫌な顔されるしで大変でした。

ちなみにこのサルサバー、結構有名みたいです。昼間はおしゃれすぎるレストランにもなっていますので、興味があればぜひ。

■Clärchens Ballhaus
住所:Auguststraße 24, 10117 Berlin
http://www.ballhaus.de/de/startseite.html

この辺にも日本語の情報が。
http://www.tabinotebook.com/clarchens-ballhaus/

 

次回はベルリンの史跡を巡る

ベルリン4日目は、グループに分かれてベルリンの史跡を巡りました。
ということで、ベルリン編、まだまだ続きます。

デザインの歴史を感じながらベルリンの街を歩く。その1

The 18 week – ホイスコーレ日記92
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ベルリン3日目は、各コースに分かれました。グラフィックコースは東西にベルリンが分かれていた頃のデザインが集められた美術館に行き、DSDHを卒業後ベルリンで就職した卒業生に会いに行き…。と盛りだくさんでした。

 

デザイン統制

戦時下、ベルリンがまだ東西で分断されていた頃の話。
工業製品を作れる会社は限定されていて、(例えば電球はA社、鉄道はB社のようなかんじ)、デザインもまたある意味無機質で、ある意味シンプルなものが用いられていたようです。その理由とかまではしっかり聞き取れなかったけれど、1つの会社が1つの製品を作り続ける、国の許可がないと作れないみたいな、デザイン的に見ても、工業活動的に見ても不思議な時代だったようです。

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ガラクタ…?

その他にも、世界中から集められたと思われるガラクタ(?)も併設されて展示されていました。
美術館のコンセプトとしては、日常的に使用されているものをコレクションするということみたいです。とにかく量があるので、一つ一つはとても見てられない!!

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■Museum der Dinge
■入場料:6ユーロ(学生4ユーロ)
http://www.museumderdinge.org/

今回訪れたのはこの美術館。
いつもの生活に溢れているものをコレクションしまくっています。僕らからすれば、ヨーロッパ的な物は非日常なわけで、コンパクトな場所ではありますが見応えがあります。

 

小さなデザイン会社訪問

この日はベルリンでデザイン事務所を経営している方の話も聞きに行きました。こちらはDSDHとは関係のない会社。

そして残念なことに…、このとき一番前の席に座ったのにもかかわらず…居眠りをしてしまいました…。
お話が終わった後にみんなから「笑をこらえるのが大変だった!」と言われ、たいそう僕はふねをこぎまくっていたようで、得したような恥ずかしいような、申し訳ないような色々な気持ちが入り混じっていたのでした。

そのため内容はあまり覚えておらず。たしか、環境問題や貧困にアプローチするような本の出版などについて紹介された記憶があります。(おぼろげ)

 

この後は卒業生に会いに行きます

美術館を後にした僕らは、DSDHを卒業後、ベルリンのデザイン事務所に就職した卒業生に会いに行きました。

ベルリン編、まだまだ続きます。

警察から逃げろ!!ベルリンの街でひたすらストリートアートを作る1日!その2

The 18 week – ホイスコーレ日記91
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

8時間バスに揺れてやっとベルリンに入った僕らは、初日からベルリンの街中にストリートアートを作るというすごいお題をもらい、街中へ散っていきました。手元にはチェックポイントが書かれた地図と、到達時刻、そして画材。まだまだ僕らは色々作る。

 

第二チェックポイントに到着する僕ら

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今回のチェックポイントへは一番乗り!!そこはとても広くて綺麗な公園でした。そして桜が咲き乱れているのには驚き!ドイツなのに、ここはさながら日本みたい。けど、平日の昼間から日向ぼっこをしている人が沢山いる風景はヨーロッパを感じさせてくれました。

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桜吹雪が珍しいらしく、それで遊ぶデンマークの皆さん。本当に見頃だった!

 

ガンガンいこうぜ!

第1〜第2チェックポイント間で振るわなかった僕らのグループは、ここから一気に巻き返すべくストリートアートを作りまくります!

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この大きな建物、電気屋さんです。そしてその目の前にある…

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排水溝のフタにデコレーションしてみたり。(ちなみにこれは目をイメージ)
交差点を通る人たち、車を運転する人たちからの生暖かな目線は、僕らを少しハラハラさせましたが、それもひっくるめて楽しんじゃいました!

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お次はフェンスにビニールテープで蛇を描きます!!

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これはまさに空飛ぶ蛇!?

 

民家の壁だって使っちゃうぞ

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ここはどこの誰だかわからない方の住む、民家の壁に描かれていた謎のアート。そこに黒のビニールテープを使って額を作ってしまおう!というアイディアを早速実行。

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白い壁はテープがつきにくくて苦労したけど、これでこのレインボーな何かも立派なアート!!

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余談ですが、翌日見に行ったら誰かの手でさらにパワーアップされていて大喜びの僕ら。

 

最後に作ったのは

楽しかったのか、辛かったのか。結局警察のお世話にはならずに済みながらアクティビティー達成!僕らが最後に作ったのは…

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カメと…

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てんとう虫!!

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どこかの建物の前にあった石の半球体に、ビニールテープを使って作りました。これを作ろうと言い出したのは僕のグループの子。こんな柔軟な発想がポンと出せて、しかもすぐに実行できるなんて!なんてすごいことだろう。

 

そしてその後

スリリングで自由なストリートアートを作るアクティビティーをクリアした僕らは、その後散り散りになりました。クラブに行く人、バーに行く人、ホテルに戻って休む人。それぞれが自分の好きな時間を過ごしていたようです。

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僕はこの後、この時期デモ(ストライキ)が行われているという地域を友達と見に行って、ホテルに帰りました。

 

明日はコースごとに別行動

明日はコースごとにそれぞれの領域に関係する場所に行きます。どこに行くのかは謎、明日になったらそれもわかる!!

ベルリン編、まだまだ続きます。

警察から逃げろ!!ベルリンの街でひたすらストリートアートを作る1日!

The 18 week – ホイスコーレ日記90
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

8時間バスに揺れてやっとベルリンに入った僕らは、初日からベルリンの街中にストリートアートを作るというすごいお題をもらい、街中へ散っていきました。手元にはチェックポイントが書かれた地図と、到達時刻、そして画材。まだまだ僕らは色々作る。

 

ゴミ箱を発見

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次なる獲物(ストリートアート素材)を探して街を歩き続ける僕ら。このアクティビティーはチェックポイントに指定された時間に到達していなければいけないというルールもあるため、限られた時間でどれだけ面白いものが作れるのかもポイント。

そして目の前に現れた、いじってくれと言わんばかりのTrash canが!

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ゴミ箱の口から落っこちて、助けてもらっている小人さん完成!!
そして作っている間に通行人の皆さんの視線を感じる…!

 

第一チェックポイントを目指すぞ!

そうこうしているうちに、第一チェックポイント到着時間が迫っていました。

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街にはこんなポスターが重ねて張られまくって層を作っていたり

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綺麗に並べられたフライヤーがところせましと僕らを迎え入れてくれました。汚いと見るか、アートと見るか。それだけでこの街の印象は180度変わってしまうかもしれません。

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管理されているエリアは綺麗なんですけどね。

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そうこうしているうちに第一チェックポイントに到着!

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みんな早々と到着してました!

 

メタモルフォーゼ

自分たちが壁や景色に同化するというのも課題に入っていました。

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こんな感じに…。他に2人分写真があるはずですが、グループの他の子が持っているため手元で確認できず。

 

警察のお世話にはなりません!

堂々と街のあちこちで好き勝手作る僕らに、寛容?なのか無関心?なのか、それともそれが日常なのか、生暖かい視線を感じる程度でまだ警察にお世話になることはありませんでした。

お題は最終的に9つ、手元にある素材を使って街にストリートアートを作っていきます。残りはまた次回へ続きます!

ホイスコーレ日記89:ベルリンへ4

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

The 18 week – ベルリン旅行2日目

この学校に入った時から、セメスターの終わりに行くことになっていたベルリンへの卒業旅行。例によって直前までどのあたりに行くとか、内容がどうなっているのかは知らされず。1日目に8時間かけてバスでドイツに入った僕らは、これから何をするんでしょう。

 

早速お題発表

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ホテルで朝ごはんを食べたら(朝ごはんだけ付いてる)、ホテル横の広場に集まるように!
そう言われていた僕らは、広場にいそいそと集まりました。そこで言い渡されたのは…。

これからこっちで勝手に決めたグループに分かれてもらって、街中にストリートアートを作ってきてね!証拠に写真も撮ってくださーい!
と言われ、紙やペン、粘土やテープが入った道具袋を手渡されました。

「ちなみに、警察に捕まりそうになったら逃げてね☆」
というのを聞いた時には、ウキウキと不安が入り混じってなんとも言えない気持ちに…。まさに大冒険。

 

もうほとんど、初めまして

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4ヶ月も一緒に生活していても、コースが違うとほとんど会わないもの。しかも僕はデンマーク語ができないので、なおさら一緒にいる人は固定されがち。今回グループになった2人もこれまでほとんど話したことがない人たちで、いったいどうなってしまうのかとハラハラしましたが、そこはあまり心配ありませんでした。

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歩行者用ボタンに粘土で人を作ってパチリ!

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道端の排水溝には、釣りをする謎の生命体を作ってみたり…

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しかも作ったものは、そこに置き去り(という名の展示)をしていくというこの課題!日本じゃ考えられない!けど、きっとデンマークでも考えられない!ベルリンだから許される何かがあると勝手に理解して、どんどん進みます!

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ポストについていたラッパに人の横顔をつけて…

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なんと、ラッパからお花が出てきてしまいました!!これ、個人的にすごく気に入っていたりします。

 

街に溢れる不思議物体

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もっさもさの車。人工芝をペタペタとつけてあるのでしょうか…。とってもグリーンです。

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街の至る所にはステッカーが。しかもかっこいい。

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巨大な広告!めっちゃでかい!!

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なんだか…ひわい?

お題は最終的に9つ、手元にある素材を使って街にストリートアートを作っていきます。残りはまた次回へ続きます!

ホイスコーレ日記88:ベルリンへ3

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

The 18 week – ベルリン到着、街をふらつく。

この学校に入った時から、セメスターの終わりに行くことになっていたベルリンへの卒業旅行。例によって直前までどのあたりに行くとか、内容がどうなっているのかは知らされず。ベルリンに到着した僕たちは、早速夜ご飯を求めて街をふらつくことに。

 

早速自由行動

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到着してから夜までは自由行動。初日は街の美術館で大掛かりなインスタレーションがあるということで、そこに向かう人がたくさんいました。僕らのグループもそこへ向かいましたが、時すでに遅し…。定員オーバーで入れず、泣く泣く美術館を後にしました。

けれど、街はどこもクリエイティビティに溢れていて、とってもすごい!!!と、僕はとても張り切っていましたが、実際のところ落書きやポスターが自由気ままに貼りまくられているだけの部分もあるようです。

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でもこれは、きっと一つのアートと言ってもいいんじゃないだろうか…。

 

夜ご飯

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夜ご飯はなぜかアジア料理店へ。そしてなぜかキリンビール!デンマークの子達にとって、アジア料理は特別な異国の料理。デンマークでは高くてもここはベルリン。リーズナブルに新しい味に出会えるということで、みんなとても喜んでいました。

ちなみに、入ったお店はタイ料理やさんでしたが、日本料理とか中国料理とか、いろいろごちゃ混ぜになっていました(笑)

 

桜が咲くまち

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これは桜かな?街のあちこちで見ることができました。着いた時はちょうどベルリンに春がやってきたようです。空気が気持ちよくて、どこか日本を思い出させてくれました。

食事の後飲みにも行きましたが、僕は23時頃に切り上げてホテルに戻りました。他の子達は普段遊べないのもあって、2時とか3時くらいまで街をふらついて帰ってきていたみたいです。飲んだり踊ったり、時に水タバコにふけってみたり。自由でパワフルな彼らの個性は、ここに来てもしっかり発揮されていたのでした。

続きます。

ホイスコーレ日記87:ベルリンへ2

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

The 18 week

この学校に入った時から、セメスターの終わりに行くことになっていたベルリンへの卒業旅行。例によって直前までどのあたりに行くとか、内容がどうなっているのかは知らされず。そしてあっという間に出発の朝になったのでした。

 

いざ、ベルリンへ!

受験の波もひと段落し、朝も早くからベルリンへ行く準備が始まりました。

例によってお昼ご飯はサンドイッチを作って持っていきます。朝7時前にキッチンに向かい、朝ごはんを食べて、サンドイッチをパッキング。パンにチーズに野菜などなどをパンに挟んで、水のボトルと洋梨なんかも袋に詰めて出来上がり。1人1個までだったけど、お腹がすくと思って2つくすねてみたりみなかったり(笑)

そして朝日が昇る頃にはみんなバスに乗り込みました。写真撮り忘れたけど、みんなそんなに荷物もってどうするの!?ってくらい、90Lのキャリーケース+αの荷物をいそいそとバスに乗せてました…。着替え…かな?

 

2時間ごとの休憩と有料トイレ

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ベルリンまではバスで片道8時間の長い長い旅程。2時間おきくらいに高速道路のパーキングエリアで休憩が入ります。

デンマーク側のパーキングエリアではトイレが無料、ドイツに入った途端に有料!だいたい一回につき70円くらい。面白いのがお金を払うと領収証が出てきて、それが割引チケットになっていること。トイレがある建物のカフェとかで、50円分くらいの金券として使えます。

詳しくはこのあたりを!他力本願。
http://mariken.seesaa.net/article/422259681.html

 

パーキングエリア

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パーキングエリアの外観はこんな感じでした。小さなコンビニみたい。

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ドイツに入ると、先ほど書いた通りトイレが有料に。そして、水を流すと便座が回りながら毎回掃除されるという素敵な機能が付いている!!!これには驚いた!写真で伝えきれないのが残念、、、 便座上の中央部分からブラシのようなものが出てきて、便座全体が360度ぐるっと回転するんですよ…。もの作り大国の何かを感じました。

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ドイツ側のパーキングエリアで歌を歌ってる人が。みんな結構楽しんでいて、ありがとう!って言いながらチップを出していました。なんかそういう文化っていいな。

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そしてそれを遠くからみて楽しんでいる先生方御一行。ちなみに、デンマークからどんどん南へ下っているのであったかくなってきました。デンマークを出るときは厚着だったけれど、この辺からみんな薄着に。そして辺りは灰色から緑の春らしい景色に!なんだかウキウキ。

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このチョコレートがうまい!と話していて、ちょっと高かったけどパーキングエリアで買っちゃいました。味は、、、思ったより普通!!

 

あっという間にベルリンへ

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寝たり喋ったり、また寝たり。時々パーキングで時間を潰していると、意外とあっという間に8時間は過ぎてしまいました。そして、目的のベルリンに到着。

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はてさて、この先どうなるのか。続きます。

ホイスコーレ日記86:ベルリンへ1

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

この学校に入った時から、セメスターの終わりに行くことになっていたベルリンへの卒業旅行。例によって直前までどのあたりに行くとか、内容がどうなっているのかは知らされず。けれど、これも例によって旅行の2週間前に詳細のオリエンテーションがありました。

 

ベルリンに行くぞー!

まだ受験モードの人が多数いる中でのオリエンテーションは、ピリピリした空気にすこし余裕を生み出してくれたような気もしました。この大変な受験資料の提出が終わったらベルリン!!これはモチベーションが上がります。

 

予定がめちゃくちゃ詰まってる!!

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毎日予定でいっぱい!ある日は各コースごとに分かれたり、またある日は選択制になっていたり。このホイスコーレらしい日程になっていました。ちなみに、ベルリンまでの移動はバスで8時間!!!これには驚きましたが、他の生徒はそんなんでもない様子。車で8時間くらい、小学校・中学校の修学旅行でもあったよ、とかなんとか。なるほど。道中まで楽しんでしまう、そのたくましさ。すっかり飛行機で行くと思っていたけど、コペンハーゲンまで5時間かけて、さらにその後飛行機に2時間乗るんだったら、最初っからバスで行ってもあんまり時間変わらないかも。

 

その他持ち物など

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なんて書いてあるのかわからなかったので、翻訳してもらいました(笑)いい靴とか、文房具とか、服とか、よくある修学旅行に持っていくもの一覧が。パスポートが持ち物に入っているあたりがなんだか国際的!

ということで、次回からしばらくベルリン旅行をお伝えしていきます!!