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デンマーク語の話

 

デンマーク語は分かりません

僕がデンマークに行く前、デンマーク後を全く勉強せずに行きました。
それは、今からデンマーク後を勉強して中途半端で行くよりも、
元々勉強していた英語のスキルを伸ばしていったほうがコミュニケーションが取りやすいと
判断したからです。

けれど、どこかで僕の中にあった常識
「海外=英語」
という思い込みが、初日にちょっとした面白い誤解を生みました。

 

でぃあでぃあ

初日の夜に早速あったワークショップ、
以前の記事でも書きましたが「ヒーローを作ろう」というものでした。
到着したばかりなのと慣れない環境の中、デンマーク語の中に英語で切り込んでいくうちに
「あーここは英語の場所なんだなぁ」なんて思っていたんですよ。

で、各自出来上がったヒーローを紹介する時に
「でぃあでぃあ だfjjだふ9ぢあsklf、zvんclz、えを…」
みたいなこと言い始めていたわけです。

で、この「でぃあでぃあ」の部分がすごく面白くて、隣の人に
「ねぇ、あのでぃあでぃあって何?」
って聞いたら、デンマーク後で「This is」のことだったらしく。

いや、そうか。今全く知らない言語の中にいるんだったな、と
再認識した瞬間でもありました。

 

THE

THE。
これ、英語で考えると冠詞の「The」なんですが、
デンマーク語では名詞で「お茶」のこと。
「ティ」と発音するみたい。

英語で考えると面白いよなー、って。
ちなみに、英語の豚「Pig」は、デンマーク語だと男性の「あそこ」だそう。
豚を使った課題を作っていた時に「Pig」という単語をよく言っていたので、
「あ、デンマーク語で話してるんじゃないんだった!ごめんね(笑)」
と言われながら笑われることが多々あり(笑)
変態じゃないですよ!

 

覚えたデンマーク語

滞在している間はほぼ英語で過ごしていました。
学校で行われるはずだったデンマーク語の授業も無くなってしまったため
本当の本当に基本的な言葉だけ覚えました。

Tak(タック); Thank you
Det var så liten(デヴァソリッツ);You are welcome
God morgen(グモーン); Good morning
Hej(ハイ); Hey
Vi ses!(ヴィシス!); See ya!
ja(ヤ); Yes
Nej(ナイ); No
Undskyld(オンスク);Excuse me
Lækker(レカ);Delicious
Hvad?(ヴェル?);What?
Nu(ヌ);Now
Øl(ウォル);Beer
Den her(デンヘア);This one(デンマーク語のスペル違うかも)
Et(イトゥ);One
To(トゥ);Two
Tre(ツグァイ):Three
Ikke(イッケ);Not

søndag(サンデグ);Sunday
mandag(マンデグ);Monday
tirsdag(チャァスデグ);Tuesday
onsdag(オンスデグ);Wednesday
torsdag(トラスデグ);Thursday
fredag(フレイデグ);Friday
lørdag(ロァデグ);Saturday

こんなくらいでしょうか。あとは英語と単語が似ているものは予想したり、
Google translateを使ったりしていました。

EP139 ばいばい

The 25 week – ホイスコーレ日記138
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ホイスコーレに滞在する最後の朝。全ての日程が終わって、残されたのは帰ることだけ。

 

もう僕らの昼ご飯はない

Gallaの次の日、それは僕らがホイスコーレに滞在できる最後の日。
朝ごはんを食べたら、それぞれの場所に帰らないといけません。

昨日までの生活が嘘のように、いろいろなものが片付けられていきました。

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がらんどうのグラフィック部屋

半年間、苦しんだり楽しかったり、笑ったり悩んだりしたこの部屋もまた、僕らが来た時と同じように綺麗になっていました。
右も左も分からなかったあの頃から、いろいろなことを知ったこの6ヶ月間がどれだけ実りの多い日々だったか。

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最後にゲットした優勝カップが、誇らしげに飾られていました。

 
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僕が作った極小風車も、教室のいたるところにこっそりと設置しておきました(笑)お立ち寄りの際はぜひ探してみてください!

 

部屋の片付けも終わった

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このあと何があったのか。全員が裏庭に集合し、円を作り、一人一人と挨拶をして解散をしました。
それには1時間以上かかりました。80人以上いた全員とハグをして、話をして、時にボロ泣きして。
あんなに最初は辛かったけど、最後にこんな風に話し合える仲間と出会えたことがとても幸せで、そしてもうなかなか会えなくなるという現実が受け止められなくて、だって今まで24時間すぐそこにいたんだから。

全てが終わると、このあと1週間ほど続くという音楽フェスに行く人たちは、チャーターしたバスに乗ってコペンハーゲンに向かいました。
僕は校長先生にお願いして、オーフスまで連れて行ってもらいました。コペンハーゲンまでのバスがそこから出ます。

これで僕のDSDHでの6ヶ月間が終わりました。

 

ありがとうでは言い表せない

デンマークに行ってからほぼ1年、日記を書き始めてから半年が経ってしまいました。
雪の降る日にDSDHに着いた時、もう帰りたくて仕方がなかった。
どうしようもなく何も見えなくなって、なんでこんなところに来ているんだろうと思いました。

けれどここに来るまでに本当にいろいろな人にいろいろな形で助けられて、
滞在中もたくさんの人に助けられて
たくさんを吸収して
あっという間に6ヶ月間を過ごしました。

辛いこともたくさんあったし、楽しいこともたくさんあった。
これまでやりたいと思ってできなかったことにチャレンジしたり、
無理だと諦めていた扉を開いてくれたこともたくさんあった。

ありがとうだけでは言い表せない、たくさんのありがとうがその人達に届けられるようになりたい。

僕はこの場所で、自分をもう一度再発見して、
自分が本来持っていた「味」を解放することができたと思います。

これから先の人生は、ここで学んだことをさらに昇華して
世界中にデザインを通じて笑顔を届けられたらいいな。

 

そして読んでくださった皆さんへ

ふとしたきっかけで、デンマークへの留学を
大量に撮った写真に「キャプションをつけるような感じで」
毎日書きなぐってきました。

もともと綺麗にまとめるつもりはなく、
とにかく毎日続けることを目標にしていたので、
読みにくいところや分かりにくいところ、全然理解できないトンチンカンな内容も多かったことだと思います。

もし139日分読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。
もし途中からでも、少しでも読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。

少なくとも何名かの方から「読んでます!」「毎回楽しみにしてます!」というお話をいただき、
まさにDSDHにいる人からも「日記で書いてあったこと詳しく教えてください!」と連絡が来たりと
自己満足だけではない、ある一定の成果は残せたのかなと思っています。

そしてこの日記をきっかけにデンマークに興味を持つ人が出てきたとしたら、
それはとても幸せだな。

この日記につながる全ての物事に、本当にありがとうございました!
ちゃんと結果でお返しできるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

EP138 Galla2 先生達が壊れた

The 25 week – ホイスコーレ日記138
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ホイスコーレに滞在する最後の日。Galla(ギャラ)と呼ばれる特別なお祭りが行われました。その後編。

 

先生達主催のパーティー!

考えてみればこれまでのパーティーは全て生徒が主催でした。
先生方が主催のパーティーってどんなんになるのか…。

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おぉ(笑)想像以上に激しかった。
この日のテーマはアメリカンだったそうで、20年くらい前のアメリカをイメージしたパーティーだそうでした。

 
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なぜか乱闘が起きるという演出(笑)

 
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Metteもめっちゃ張り切ってた!

 

例によって自転車置き場が大変貌

自転車置き場として使われていた場所が、いつの間にやらパーティー会場に変わっていました。
会場内では先生方がDJをしたり、お酒を売っていたりとまるで立場が逆転したよう!

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この生徒と先生という関係性が曖昧なのではなく、何か別の軸で成り立っている感じがデンマーク、ひいては北欧の教育っぽいんだろうなと思いました。

 
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生徒が歌えば先生も歌う。最後の夜をみんなで楽しみました。

 
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外には焚き火があって、みんなでこれまでのこと、これからのことを語り合いました。これからどうしていくのか…、どんな学校生活が待っているのか…。何を作っていきたいのか、どう働いていきたいのか…。

先生方もこの日は朝方まで、生徒と一緒に楽しんだそうです。(僕は先に寝ました)

 

第139回目は「ばいばい」

デンマークに行ってからほぼ1年、日記を書き始めてから半年が経ってしまいました。DSDH最後の日のことを書きたいと思います。

EP137 Galla(ギャラ)

The 25 week – ホイスコーレ日記137
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

ホイスコーレに滞在する最後の日。Galla(ギャラ)と呼ばれる特別なお祭りが行われました。

 

最後の日なんて信じられない

いろいろなことがあったけれど、この日はあっという間にやってきました。
廊下に並べられたみんなの荷物と、カバンに収まった自分の荷物を見ていると受け入れざるをえません。

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日本で言うところの卒業式かな?

卒業式というと実際のGallaとはイメージが違うのですが、内容的にはそれに近いです。みんな着飾って一緒に食事をとりながら、お世話になった人へ感謝の言葉を伝えます。

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みんなめちゃくちゃ気合を入れていたのでびっくりしちゃいました。

 

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それぞれのテーブルには白いお花が置かれていました。

 

ありがとうの言葉を

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生徒から先生への言葉を。そして、どのコースもサプライズで先生にプレゼントを用意していました。だいたいみんなで作った手作りのものです。
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時には涙ぐむシーンも。何人かの生徒は肉や牛乳などを体が吸収できない病気を持っている人たちがいて、キッチンの人たちはいつも食事やおやつを分けて準備してくれていました。僕らの生活が難なく行われていたのは、彼女たちのサポートがあってのことです。その食事計画は想像以上に大変だったことでしょう。

 

僕らのコースは

僕らのコースはMetteに「シンプルイズベスト」な本を、Flemmingに「フレミング自身をテーマにした」本をプレゼントしました。

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Metteの本も力作が集まりましたが(涙ぐんでた)、Flemmingの本には本人が実際に喋った「変な言葉」をイラスト化するというとんでもない本でした。生徒の1人がこの学校が始まった頃からいつもメモしていたという執念と愛のかたまり…。めちゃくちゃ嬉しかっただろうな!

 

みんな散り散りに

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ファッションコースのありがとうが終わり、学校をサポートしていたインターン生2人も卒業ということで校長先生からのプレゼントが贈呈されていました。すごくいいことを言っていたんだろうけど、デンマーク語で分からなかった!

 

どれも美味しかった

運ばれてくる料理はいつもと全然違ってめちゃくちゃ美味しかった!特に最後に出てきた写真のアイスクリームは今までで食べた中でも最高に良かった!!

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「普段からこのくらい作ってくれればいいのにねぇ」なんて声が聞こえましたが、今となってはいい思い出ですね。

 

第138回目は「えっ!?先生達どうしちゃったの!?」

この食事会の後、先生達主催のパーティーがありました。生徒の番が終わったら、次は先生達主催のパーティ…。抜け目ない!

EP136 あの雪の日を思い出す

The 25 week – ホイスコーレ日記136
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。遠足の翌日は弾丸でコペンハーゲンに行ってきました。

 

かなりハードスケジュールだった

実はこの時、コペンハーゲンにあるデザイン会社のインタビューを受けることになりました!ポートフォリオを作るのにPCルームが閉じられてしまうため、予定を前倒してなんとか完成させました。でも学校の予定も片付けとか、遠足とか、授業とか盛りだくさんでしたので、結構タイトな時間で色々片付けていくことになりました。

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めちゃめちゃ緊張した&疲れた

インタビューはとても緊張したけれど、ものすごく良い経験になりました。
朝6時に学校を出て、その日の23時に学校に戻ってきました…。もうヘトヘト。
でも朝何も言わずにサンドイッチを作ってくれたキッチンレイディーのみなさん、
色々協力してくれた先生方、インタビューを設けてくださった方々、
そしてこの機会をくださった由紀恵さんには感謝の言葉しかありません。

もちろんホイスコーレのみんなも!
試験前にメッセージ付きの写真が送られてきて、コペンハーゲン駅前でちょっと涙ぐんじゃいました。

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バスの乗り換えが大変

朝は早かったので学校に隣接しているバス停から出発して、アナスから出るRed busに乗ることができたのですが。
帰りはどうやっても23時になってしまうので、オーフスまでRed busに乗った後、Oolstのバス停まで路線バスで行って、そこから学校まで約30分歩くというルートをとりました。いやはや、これが結構大変だった。

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けど、もう一生来れないと思っていたオーフスに来れたのは嬉しかったな。

 

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この頃オーフスでは写真展が行われていました。こちらもレベルが高くて見ごたえがありましたね。

 
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本場のタイガー!日本のタイガーよりも早めに新商品が並ぶ印象があります。

 

あの雪の日を思い出す

この6ヶ月前、ホイスコーレに来たばかりの頃雪の中を自転車でOolstのバス停から帰りました。
そこと同じ道を学校が終わる直前に歩いてました。
何も知らなくて怖がってばかりだった日々から、1人でコペンハーゲンに弾丸で行って帰れるようになるなんて、夢にも思っていませんでした。

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この日はめちゃくちゃ霧が出ていたので道の先が見えず、それも含めて雪を思い出させてくれましたね。
英語への抵抗もこの頃はかなり少なくなっていて、自分でも成長を実感していました。

 

第137回目は「Galla」

最後の金曜日。明日にはみんな散り散りになってしまいます。Gallaではみんなでいつもよりちょっと豪華な食事を食べながら話しをする「パーティー」です。

EP135 デンマーク晴れ!?今日は遠足だ!!

The 25 week – ホイスコーレ日記135
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。この日はなんとびっくり遠足で遊園地に行くことに!どんなところかと胸躍らせると雲行きが怪しくなってきて…。

 

まさかの土砂降り

学校からバスに乗り込み向かったのは「Djurs Sommerland」という遊園地。この日は1日この遊園地で思いっきり遊べる!はずだったのですが、まさかの土砂降り…。到着してしばらくの間はアトラクションを楽しむことができませんでした。

 

 

 

晴れてきた!

日本と違って良いところは、1日中雨が降り続けるのが当たり前ではないということだと思います。サッと降ってすぐやんでしまうことも多く、この日も午後になる前には良い天気に!

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そしてここはデンマークの田舎街。遊園地内には悪天候だったこともあり人が少なく、普段人気のアトラクションにほとんど待たずに乗ることができました!!

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人気のジェットコースターには5回も乗っちゃいました!!

 

楽しい時間はあっという間

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雨で少し濡れたトランポリンに一目散に向かっていくみんなを見ながら、みんな元気だなー、なんて思ってしまいました。この遊園地は遊園地とプールが併設されていて、午後になると悪天候で入場できなかったプールに行くグループと、ジェットコースターを占領し続けるグループに分かれていました。集合時間は17時、あとはバスに乗って学校に戻るだけです。

 

第136回目は「あの雪の日を思い出す」

用事があって向かったオーフスの街。帰り道は青々とした夏らしい道が続きます。6ヶ月前、初めて1人で同じ道を歩いた時の気持ちを少し思い出していました。

EP134 Metteのお家パーティー

The 25 week – ホイスコーレ日記134
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。この日は授業が終わるとみんなで学校のすぐ隣にあるMetteの家に行って、食事会をしました。

 

全コース、担当の先生と食事会をしている

この週はとにかくイベントが目白押しでした。そのうちの一つがMetteの家での食事会。他のコースもそれぞれ担当の先生の家に招かれていた様です。

グラフィックコースは、学校のすぐ隣にあるMetteの家に椅子を運び、机も運び、会場のセッティングをして。Metteの料理の手伝いをしたり、みんなで話をしながら料理が揃うのを待ちました。

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この頃になると日中は半袖でちょうど良い気温に!太陽も眩しくて、サングラスを使う人も多いです。

 

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料理を撮影しておくのを忘れた!

デンマークで数十年前から始まったというシンプルな食生活。
今回の食事は生グリーンピースからはじまり(とても甘くて美味しい!日本の枝豆みたいな感覚でしょうか)、Metteの庭で取れたてのバジルを使ったハーブ揚げ、ポテトやケーキ(うろ覚え…)、それとワインをみんなで食べました。どれもとても美味しくて感動!

 

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あと、デンマークでは誰かの家におよばれする時には「お土産」を持っていくそうです。僕らはMetteに「寿司用のお米10Kg」を風呂敷にいれてプレゼントしました!

 

楽しい時間はあっという間

気づけばあっという間に時間は過ぎて、パーティーは終わりました。
デンマークでの一般的な家庭料理が食べられたことはとても嬉しかったです。そしてMetteの家の中が日本のスタバみたいに綺麗に整っていたのには驚きました。同時にそれはデンマークの文化と、Metteの好きな日本の「ミニマリズム」が組み合わさった素敵な答えなんだと思います。

 

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なんだかいろんなことを思い出してきちゃったなぁ。

 

第135回目は「遊園地に行くよ!」

このタイミングで遊園地!?最終週の1日はみんなで遠足です!

EP133 しんみり授業と魔女な日

The 25 week – ホイスコーレ日記133
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。この週は「魔女」を作りました。

 

ヨーロッパの風習?

この週は「魔女」を作っていました。これはデンマークのお祭りの一つのようですね。

参考はこちらに。
魔女を燃やす?!デンマークの夏至祭
http://samfunddanmark.blog.so-net.ne.jp/2010-06-30

デンマークの夏至祭では魔女の人形を燃やすそうなのですが、そのための人形を作ろうというわけです。でも形骸化しているのか、今回はFlemming先生の提案で「魔女」じゃなくて「妖怪」にしようということになりました。

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で、僕が作ったのはこいつ。下のピロピロも見えるように友達に持ってもらいました。
この夏至祭当日は大雨になってしまい、結局燃やすことはできませんでしたが…。なんだか面白い経験ができました!

 

授業はしんみりムード

妖怪の人形を作っているところまでは良かったのですが、あと1日授業が余ったんです。計画はされていたのでしょうけど。

その最後の日は、交換ノートみたいなものを作りました。
人数分のページにランダムな質問が書いてあって、それを本の持ち主に質問しながら絵を描く…。そうすると1冊の面白ブックの完成!というわけです。

これを作っている最中、みんな楽しんではいたのですが…。「これが最後なんだよね」「ここで授業することってもうないんだよなー」なんて言葉もちらほら…。本当に僕らはここからでてかなきゃいけないのかな、なんてまだ半信半疑でしたね。

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そんな中、Flemmingのお尻出し座りを激写してみんなで爆笑してました(笑)

 

第134回目は「Metteの家で最後のパーティ」

全ての授業が終わると、Metteの家でささやかなパーティが行われました。ダンスするやつじゃなくて、みんなでゆっくりご飯を食べました。

EP132 Yusuke Gotoh Koppen!!

The 25 week – ホイスコーレ日記132
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。卒業を控える中、各コース対抗「テーブル・フットボール」大会が開催されました!

 

「ユースケ・ゴトー」カップってなんだ?

これ、このホイスコーレに入った時からの疑問でした。
だって、壁にずっと貼ってあるんですもん。

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入学した当初、先生に聞いてもなんだかよくわからないみたいな答えが返ってきて、そのまま放置してました。
卒業間近でついにわかったのは、「ユースケ・ゴトーカップ」は「テーブル・フットゲーム」の大会名だった!ということ!!

 

その昔、ある日本人がルールを作った

聞いた人が間違ってましたね、今回の先生が全てを知っていた。
このホイスコーレが始まった頃、ある日本人(ユースケ・ゴトーさん)がテーブル・フットゲームのローカルルールを作って、それが定着し、毎学期最後の恒例行事となった様です。
ルールはいたってシンプルで、普段遊ぶときに慣れている人たちが使う、卑怯ではないけど初心者お断りな最強スキルを封印して、みんな同じレベルで戦おうというものでした。

 

ここ数年はアーキテクチャが勝ちまくってる

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この表によると、近年グラフとファッションは勝てていない様子。というか、ファッションはまだ一回も優勝してない!!
そしてこの学期の優勝は…

なんとグラフィック!!!!!!やりました!!!!

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しかしその優勝の裏に奇跡のルールが

実は今回のゲーム、グラフィックとアーキテクチャがタイになりました。あー引き分けだね、という空気が漂う中、先生が衝撃の一言…。「優勝はグラフィック!」

えっ、なんで?どうして?
という声がささやかれる中、先生は僕を指さし「Because of you!!!」

なんと、引き分けになった場合日本人が1人でもいるチーム側が勝つというルールが発動!これまで一度も使われなかったこのルールが、2008年のスタート以来ついに発動してしまった!ということらしいのです!

「チートだ!そんなルールは知らないぞーーー!」
なんて言われつつも、グラフィックチームはめっちゃ大喜び!!やったーというムードと、大笑いするムードで最高のゲームになりました。

そしてこのルール作ったユースケ・ゴトーさんは今何をしているのか。ぜひ会ってお話ししてみたい。

 

第133回目は「しんみり授業と魔女の日」

最後の週の授業は、なんだかちょっとしんみりムード。そうか、もうこのメンバーがここに揃うことはもうないのかもしれない。なんて考えたことなかった。

EP131 身辺整理

The 25 week – ホイスコーレ日記131
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

最終週となった第25週目。帰国に向けて部屋を少しずつ片付けていきます。

 

ものがあふれている!

机も棚もごっちゃごちゃ!必要なものは旅行カバンにどんどん詰めて、不要なものは重量オーバーにならないように処分しないと。

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洗濯はお金をかけたくなかったことと、靴下などの小物が多かったため、もっぱら手洗い&自然乾燥でした。

 
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片付けが間に合わない(言い訳)の机。撮影だー、楽焼だー、となんやかんややっていたらこの有様。

 
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ベッドもこのままじゃ眠れない!!

 
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キャリーケースは標準的な90Lのものを日本で購入しました。これに服など身の回りのもの最低限と、画材などを入れて持ち込んでいます。シャンプーなど重いものは現地で購入しました。
普段使う最低限のものしか持ってきていない僕だと、直前まで何も入れられないという状況に陥ってしまいあまり片付けは進まないことに…。

 

持ち帰れないものは必要な人にあげよう!

がんばって作ったRaku焼も、良かれと思って持ち込んだ折り紙も、最終的には重いだけの荷物になってしました。必要最低限を持ち帰り、それ以外は撮影をして保存。あとは学校のFacebookページを通じて「欲しい人いませんか!?」と呼びかけるだけ!!

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日本の小説は結構人気がありました。特にタイポグラフィに興味のある人にとって、縦書きの言語はとても面白いそうです。

 
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日本のノートも結構人気!紙の質・製本はピカイチですね。

 
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金や銀の折り紙はとても珍しいみたい。なんとこの折り紙、幼稚園の頃から使われなかったものを持ち込んだのですが、うん十年の時を経てデンマークで羽ばたくことに!?

 
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Raku焼も持ってけー!欲しい人、必要な人に使ってもらえたら本望です!

 
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意外と人気のなかったカイロ。あったかいのに…。

 
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ebayで買った格安ペンタブレット。課題制作の時に大活躍してくれましたが、重量的に持って帰ることができず、人に譲ることに。これも必要な人に使ってもらえることが大事!!

 

旅立っていったものたち

最終的にほとんどのものを人に譲ることができました。必要な人に渡り、その物たちが輝いてくれるのは僕にとってもとても嬉しいことでした!きっと今頃いろいろな形に変わって活躍していることでしょう…。

 

第132回目は「Yusuke Gotoh Koppen!!」

ユースケ・ゴトーって誰?謎の日本人の名前がついたイベントが行われました!