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EP117 Festivalなものをつくる

The 22 week – ホイスコーレ日記117
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

「お祭り」を題材にした、言葉を使わない漫画を描くことになりました。僕の大好きな課題の一つです!

 

やった、漫画描けるぞ!

漫画を一度、じっくり描いてみたかったんですよね!!
今回の課題は「Festivalなものを作る」ということで、まずはお題決めです。

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みんなで「お祭り」に関係する言葉をブレーンストーミング。
ちなみに、ここでのお祭りは日本で言うところの「音楽フェス」を想像してもらうと良いです。
彼らにとってのお祭りって、盆踊りみたいなものじゃなくて音楽フェスなんですね。

 

制作に入る

Festival(必須要素)+出てきた言葉を使いながら(必須じゃない)から、ストーリーを作っていきます。音楽フェスということで音楽的な要素を入れることにしました。

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この子が主人公

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キャラクター設定をして、下書きをします。

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漫画的記号

僕らは自然に「漫画的な記号」を理解することができます。
例えば汗とか、震えてる感じを出す時のブルブル線とか、スピード線とか。
けど、DSDHではそれは「日本的な」ものだと言われました。
場合によってはその記号の意味が伝わらず、説明する場面もありました。

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なんだか面白いですね、普段当たり前だと思っていることが、別の国では非常識なんです。
ちなみにこの漫画は、音に興味を持った主人公が音の海に入っていき、色々経験しながら最終的に音楽が大好きになってFestival会場で踊る…というようなストーリーです。言葉を使ってはいけない課題だったので、絵だけで表現しています。

 

完成したものはポートフォリオに

下記のポートフォリオに完成した漫画を紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。


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Comic of Festival

 

第118回目は「Yellow Hallwayのアレンジメント」

これが今回のセメスター最後のアレンジメント。