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EP119 愛すべきOld game geek

The 22 week – ホイスコーレ日記119
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

愛すべきGeek、Flemming。彼は古いゲームの大ファンで「秋葉原行ってゲーム買いたい!」と騒いでおりました。

 

ついにファミコン設置

今回の課題「Festival」を担当するのはFlemming(フレミング)先生。彼は結構有名なイラストレーターであり、オールドゲームが大好きなオタクでもあります。特に日本のふるーいゲーム、PC9800とかもうちょっと前のマイコンで遊べるゲームをコレクションしています。

ちなみに冒頭のファミコンは日本から買ったもの。電圧もコンセントも違うデンマークで動かすために変圧器を用意し、テレビも業務用の特別なものを利用することで日本とヨーロッパで異なる表示形式の問題も回避。ものすごく手間とお金かけてますよ、これ!

 

あちこちからゲームを買い漁る

時に日本の個人製作者にゲームに必要なパーツを売ってくれないかとコンタクトを取り(どうやって見つけたんだ)、時にはヤフオクを使用したり…。謎のスキルを持っています。

彼の部屋には日本のゲームボーイや64、プレステのゲームなどが所狭しと並んでいました。
彼曰く、RPGは言葉がわからないから難しいけど、アクションやシューティングは言葉がわからなくても遊べるから楽しい!とのこと。

日本の古いゲームは技術の結晶だ!最高のドット絵だ!最高のストーリーだ!最高の音楽だ!と熱く語っていただけて日本人として嬉しかったです。日本人が忘れてしまっても、本当に良いものは必ずどこかで誰かが、長い間愛してくれている!!

 

第120回目は「Metteのプレゼン」

毎回昼食前には、学内先生や外部講師を招いて30分の短いプレゼンが行われます。今回はメッテが日本に行った時のことを語りまくっていました。

EP118 Yellow Hallwayのアレンジメント

The 22 week – ホイスコーレ日記118
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

なんやかんや課題に追われる中、イエローホールウェイのアレンジメントは静かに行われました。

 

なんか甘くて、ホイップなお菓子

今回のアレンジメントはシンプル。外でみんなでお菓子を食べて話そう!というものでした。
お菓子はデンマークではおなじみらしいもので、ホイップクリームのようなマシュマロのような冷たくなくてものすごく甘いものに、マーブルチョコレートをたっぷりかけたお菓子。これがなかなか、美味しい。

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みんな日本人みたいにお菓子をもらうために並んで、コーンに甘いやつをたっぷり入れて持って行きました。
お菓子を食べた後はみんなで野球。勝ち負けよりもみんなで楽しむのが大切!と言っていました。

 

第119回目は「愛すべき Old game geek」

デンマークに来てファミコンを見ることになるとは!!

EP117 Festivalなものをつくる

The 22 week – ホイスコーレ日記117
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

「お祭り」を題材にした、言葉を使わない漫画を描くことになりました。僕の大好きな課題の一つです!

 

やった、漫画描けるぞ!

漫画を一度、じっくり描いてみたかったんですよね!!
今回の課題は「Festivalなものを作る」ということで、まずはお題決めです。

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みんなで「お祭り」に関係する言葉をブレーンストーミング。
ちなみに、ここでのお祭りは日本で言うところの「音楽フェス」を想像してもらうと良いです。
彼らにとってのお祭りって、盆踊りみたいなものじゃなくて音楽フェスなんですね。

 

制作に入る

Festival(必須要素)+出てきた言葉を使いながら(必須じゃない)から、ストーリーを作っていきます。音楽フェスということで音楽的な要素を入れることにしました。

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この子が主人公

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キャラクター設定をして、下書きをします。

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漫画的記号

僕らは自然に「漫画的な記号」を理解することができます。
例えば汗とか、震えてる感じを出す時のブルブル線とか、スピード線とか。
けど、DSDHではそれは「日本的な」ものだと言われました。
場合によってはその記号の意味が伝わらず、説明する場面もありました。

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なんだか面白いですね、普段当たり前だと思っていることが、別の国では非常識なんです。
ちなみにこの漫画は、音に興味を持った主人公が音の海に入っていき、色々経験しながら最終的に音楽が大好きになってFestival会場で踊る…というようなストーリーです。言葉を使ってはいけない課題だったので、絵だけで表現しています。

 

完成したものはポートフォリオに

下記のポートフォリオに完成した漫画を紹介していますので、よろしければあわせてご覧ください。


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Comic of Festival

 

第118回目は「Yellow Hallwayのアレンジメント」

これが今回のセメスター最後のアレンジメント。

EP116 ファッションコース担当パーティー!

The 21 week – ホイスコーレ日記116
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

残す所あと4週となったDSDHでの学校生活。この週はファッションコース主催のパーティーが行われました。

 

そこはとてもクリエイティブな空間

ファッションコースのパーティーは、普段自転車置き場として使っている建物で行われました。
パーティー前から自転車が屋外に出され、準備されているがわかりました。

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パーティー会場に向かうとまずは白い布を選ばれ、それを体に巻きつけて、その後顔にペインティングされます。

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会場に入ると大きなチョークを渡されて、無言で「床に何か書くの」と伝えられました。
誰もしゃべらず、音楽だけが流れる空間。

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そんな厳かな空間でみんな一心不乱にチョークで床に落書きをしていました。
まぁ、ビールを飲み始めておしゃべりし始める人もたくさんいたけど(笑)

 

そして例のごとく

そして例のごとく、突如として曲調が変わりあっという間にパーティー会場に変身!!
いつの間にかDJがDJスペースにいる!?

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あとは一心不乱に踊るか、疲れたら外のスペースで談笑するか…。そして世は更けていくのでした。

 

翌朝

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お、思ったより綺麗!この前のパーティーが汚すぎたんだ…。
ちなみに、コースごとのパーティー後は、そのコースの人たちがメインになって片付けをすることが多いです。

 

第117回目は「Festivalなものをつくる」

あらたな週がやってきて、新たな課題がやってきました。

EP115 統計ポスター

The 21 week – ホイスコーレ日記115
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

残す所あと4週となったDSDHでの学校生活。その間も課題は着々と進みます。

 

自分の何かについて統計を取る

今回の課題は「自分の何かを数値化して、それについて統計ポスターを作る」ということをしました。
僕が作った作品は僕のポートフォリオにあります。

Statistics Poster

他の生徒作品も、DSDHのホームページ上で公開されています。
http://www.designhojskolen.dk/en/project/category/grafisk-design/

DSDHのウェブページでのタイトルは「パーソナルデータ」になっていますね。説明も「グラフィックデザインの生徒をイケてるポスターにしました」ってなってます。

さて、これがどうやって作られたか簡単にご紹介します。

 

何が数値化できる?

さて、僕らの何が数値化できるでしょうか?
僕の場合は、知っている漢字を第一水準・第二水準から選び出し、その数を導いてボスターにしました。他の子だと、いつも聞いている音楽のジャンルを数値化(ロックが◯曲、ポップが◯曲みたいな)、アメリカで行ったことのある都市、ダンスの好きな子はダンス中によくやる動きとか、とにかく自由自在。

もちろん表現したい事柄と、表現方法が一致していればいるほど良いです!!

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6,000字も漢字を処理してくれたMac、お疲れさま。

 

そこにいきつくまでの経緯

僕がこの課題をもらった時、パッと「漢字だ!」と思いました。けど、表現方法が思い浮かびませんでした。

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最初はこんな風に漢字の数だけ紙を切って、「知っている漢字タワー」と「知らない漢字タワー」を作って、それを撮影したものをポスターにしようとしたのですが。なんか見た目がかっこ悪くて手間もかかるし、わかりにくいので断念。単純に漢字を並べただけの方が面白い!となって今の形になりました。

 

印刷所に入稿

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なんとこのポスター達は、印刷所に入稿して本当のポスターになりました。入稿時のトンボが日本と違ったりしていて面白かったですね。

あと、エクストラでお金を払えば好きなポスターを増刷してくれるということになり、僕のポスターは物珍しさもあって8枚ほど増刷されました。嬉しかった!

 

余談;疲れた時のおやつは最高

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DSDHは15時がおやつの時間。早く行かないとみんな食べられてしまう!!!

 

余談2;キーボードの配列

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日本のキーボードだと*とか「」の部分にAEとかAに◯がついてるのとかがありますね。英語キーボードとも違うのでこういうのは面白いです。(本当は友達が忘れたSDカードを知らせるために撮影した写真なので、キーボードが隠れちゃってます)

 

第116回目は「ファッションコースのパーティ」

さてさて、次回はファッションコース主催のパーティーについてご紹介します。

EP114 パーティーのその後

The 20 week – ホイスコーレ日記114
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

パーティーがいっぱい行われているDSDHですが、その後ってどんな感じになるんでしょうね?

 

散乱する者、物、もの!

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この前日は外部からミュージシャンの人が来て、夜通しパーティーだったようです。

パーティーといえばこの画像…

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毎度こんな感じでパァーッと行われるわけでして、ベロベロに酔っ払った彼らが片付けをするわけもなく。

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気分がアガって、素っ裸で壁を登った奴がいたとかいないとか(笑)

 

けれどそこはDSDH

けれどそこはDSDH。こういう催し物があった次の日は必ず全員で学校中を掃除することになっています。

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本当によく考えられている日程だと思いました。
そして、この日トイレ掃除をしていた女の子が叫びました。
「だれよ、トイレでゲロ吐いた奴!!!」

 

第115回目は「統計ポスター」

学校生活も残す所1ヶ月となりました。課題は相変わらずシンプルかつ難しい。

EP113 学校の周りをふらつきました

The 20 week – ホイスコーレ日記113
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

学校の周りをちゃんと歩いたことがなかったので、ぶらぶらと散歩してみました。

 

学校からすぐの森

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学校からすぐのところに森に続く道があって、その途中には小屋があります。週末になるとここで寝泊りをする人を見ました。キャンプをしたりしているようですね。

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小屋の前にはこういう焚き火をした後があります。自由に宿泊できる小屋です。
この辺りはとても気持ちがよく、週末によくランニングをしに行きました。ただ春になると草が生えまくって、ものすごく走りにくくなるのですが…。

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木のトンネル

もう少し進んでいくと木のトンネルが。こんなところがあるとは。

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その先には日本の田園風景にも似た、芝の風景が。なーんにもありません。そこがいい。

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こんなところにも桜の木が

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この奥の家は農家さんだったようですが、こんなところにも桜の木があるなんて。

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桜の木がある場所の周りはこんな感じで、本当に何もない!

 

面白い道路標識

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日本では馴染みの薄い「ラウンドアバウト」という形式の道路です。詳しくは下記URLにて。海外ではこのタイプの交差点は見ることが多いですね。

Wikipedia ラウンドアバウト

 

第114回目は「DSDHで猛者達の夢の跡」

この週末も特に騒がしいパーティーが開催されていました。翌日の朝、その場所を覗きに行くと…。

EP112 なんでもない日々にありがとうを

The 20 week – ホイスコーレ日記112
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

週末はどこかにふらっと行きたくなっていたこの頃。あと1ヶ月ほどとなったここでの生活をかみしめるように、今まであまり行かなかった場所、行って面白かった場所に再挑戦。

 

そこはスーパーの裏

DSDHから一番近いスーパーの周りなんて、今まで気にしたことはなかったのだけど。この前の週にふらっとさまよっていると、そこにはなんでもない、なんの変哲もない風景が広がっていて、僕はそれがとても好きになってしまいました。

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季節は春。風景は刻一刻と変わっていて、それを見に行きたくなったというのもあるかもしれません。とにかく、行ってみたくなった。

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デンマークの香りがする家々

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きっと、現地の人にしてみたらなんでもない田舎の風景なんだと思います。けど、僕にとってはこの辺一帯のなんとも言えない静けさや空気が、子供の頃を思い出させてくれるというか、とても懐かしくて気持ちのいい場所に感じさせてくれました。

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これで花粉症なんてなければ思いっきり深呼吸してやるんですが!!
ただこの頃になると薬の副作用にも慣れて眠くなりにくくなっていたし、花粉症自体の症状もだいぶ良くなっていました。やっぱり日本にいる時の花粉症が一番ひどいです。

 

さぁ帰ろう

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この日は平日。すぐ横にあったバス停から黄色い路線バスに乗れば、僕らの学校DSDHまで30分で到着します。黄色いバスはバスカードを持っていれば無料。バスの運転手さんは英語苦手なことが多いけど、時々運賃安くしてくれたりして(いいのか?)それがいい。

 

第113回目は「ふらっと外に出て行こう2」

学校の周りもあんまり歩いたことがなかったな、と思いたちふらつきました。「ここから30分歩くとセブンイレブンがあるよ」という話を思い出して、本当にそんなのあるのかどうか確かめてやる!なんて。

EP111 Tvaerfag!毎日違う4日間

The 20 week – ホイスコーレ日記111
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

Tvaerfagのこの週は、コース関係なくみんなで同じ授業を受ける週です。月曜は祝日でお休みだったため、4日間毎日何かが起こります。

 

デンマーク語で講義な日もあった

コンサートが行われた日はよかったです、これは言葉が関係ないので。けど、デンマーク語だけで行われる講義形式の授業はお手上げ!これには僕の友達も「おぉ…」となってくれて、講義中2人一組で僕の左右にスタンバイして、代わりばんこに翻訳してくれました。涙が出そうなくらい嬉しかった。

講義内容は「どうやって生きていくか」みたいな、生き方の本質に語りかける内容でした。こういう内容って日本だと「宗教臭い」「そんなの言われなくてもわかってる」「堅苦しい」みたいな空気がある気がするんですが、ここではみんな結構真面目に聞いていました。

講義をしてくれた先生の行き方を通じて、これからの自分に何が起こり、どう対処していけばいいのか。20代前半の子が多いのでとても有意義な時間であったと思います。

 

残飯整理!?

またある日は、スーパーから廃棄処分される食材をもらってきて料理をしました。実際にコックをしている人の監修のもと、ランダムに集められた食材を使って何かを作り、みんなで食べます。

開口一番「今日はキッチンレイディーは来ません!ご飯は自分たちで作ります!」と言われた時の「えーっ!?」感は面白かった(笑)

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どんな食材があるのかと漁るみんな

流れとしては

・なんでこんな風に廃棄処分されてしまうんだろう
賞味期限が決められているけど、これらはまだ食べられる。けど捨てられている現実を知ろうというイントロダクション。

・これらの食材で何が作れるだろう
ホワイトボードいっぱいにみんなからアイディアを吸い上げて、できそうなものをピックアップ

・グループを作ろう
作りたい料理ごとにグループになって、みんなで作ろう

・みんなで食べよう
出来上がった料理をみんなで食べよう!

 

アイディアいっぱい

例えば単純に揚げただけの「チップス」もあれば、手の込んだケーキ、そしてデンマークでよく食べた残ったお菓子を混ぜて作る「ラムボール」、お肉は豪快に木で焼いてみたりとか、サラダを作ったりとかしていました。

出来上がった順から配られたりFacebookグループで「◯時に完成するから集合!」などと連絡が飛んで、食べては料理して、食べては料理しての1日でした。

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まだまだ食べられるのに捨てちゃうなんて!でも仕方ないのかなぁ…。と、僕らには疑問と課題が残されたのでした。
ちなみにラムボールについてはこの辺に情報が。
デンマーク在住日本人おすすめスイーツ・お菓子1選
デンマーク留学記12 食べ物

余談ですが僕は一度だけこのラムボールで騙されたことがあって、先生が「デンマーク人はその辺のゴミやチリとか、台所の余り物を全部混ぜてこのラムボールを作るんだ!」なんて言ってきたので、えぇーーー!?となってしまったわけです。いや、実際そんなことはないんですが。

 

個人的には受け取れた情報は少なかった。でも…

留学生としてはこの週は少し辛かったです。というのも、これらの授業は「デンマークの文化をある程度理解し、かつデンマーク語が出来る」というのが前提にあるからです。あとは「若者に対しての今後を展望する機会」という色も強かったと思います。

僕にしてみればもう知っていること、経験してしまったことも多く、また言語の壁で理解しきれなかったことや、文化的な背景を知らずにいきなり飛び込んでも理解しきれなかったこと、結果的にとにかく周りについていくしかなかったこともたくさんあった週でした。

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けれど、そんな時に「一緒にやろう!」「訳してあげる」「これ美味しいよ!」なんて声をかけてもらえるのはとても嬉しかったし、そのイベントを通じて知るリアルなデンマークは5ヶ月過ごして何かを知った気でいた僕にとってとても新鮮でした。

 

桜入りのヨーグルト

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お花見からすぐにこの食事を作るアクティビティがあって、日本的なものに触れた彼ら。桜は抗菌作用があるし、僕らも塩漬けなどで食べるということを話していたのでお花を入れた料理を作ったグループがありました。発想が柔軟!出来上がったものもシンプルで綺麗。

 

第112回目は「ふらっと外に出て行こう」

近くのスーパーに行った時、すぐ横に静かで素敵なスペースを発見しました。またそこに行きたくなって、ふらっと行ってみました。その時のことについて明日は書きます。

EP110 HANAMI!!

The 20 week – ホイスコーレ日記110
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

DSDHに1月から6月留学した人はもれなく!日本大好きメッテ先生主催による「お花見」に参加することができます!さらに料理が得意だったり上手だったら、みんなでお花見用のご飯を作ることができますよ!!

 

DSDHにある桜の木

どういう経緯かはわからないのですが、DSDHの校庭には日本から持ってくられたという桜の木が数本植えられています。毎年デンマークに春が来ると、この木々はピンク色の綺麗な桜を咲かせてくれます。

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そして、DSDHに入った時からメッテが繰り返し言っていたのは「桜が咲いたらみんなでお花見をしましょう!」

さらにメッテ先生は「お花見」ということについて、みんなにわかりやすく説明してくれたのでした。特に強調されていたのは「ブルーシート!!」日本人はブルーシートを敷いてお花見をするのよ!!おぉ、なるほど。そう見えているんですね!間違いじゃない!

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料理から作ります

メッテはこの前の週まで日本に旅行に行っていました。(年に必ず1度は来日する)
そのため、コンビニおにぎりでよくある「くるっと引っ張る、海苔とご飯が分かれて持ち運べるビニールの入れ物」だったり(最高にクールなプロダクト!とのこと)、ご飯を詰めるだけでおにぎりの形になる「おにぎりマシーン」なんてのを一通り揃えて、今回のお花見に臨んできたのでした。手が込んでるよ!!

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そしてみんなで料理の手伝い。スープやおにぎり、日本のお菓子などをメッテが考える「日本流」に飾り付け。小分けにしてみたり、小さなお椀に載せてみたり…。よく見てるなぁ。

ちなみに僕も料理の手伝いをしましたが「下手くそー。本当に日本人!?」なんて言われる始末(笑)みんな料理が上手です。

 

OHANAMI!

予定していた日は快晴!気持ちいい風の中、ちょっぴり花粉症を感じながら楽しい時間が過ごせました。

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特に日本のお菓子の味付けやおにぎりにはみんな興味津々。なかなか食べられない日本の食べ物と文化に触れ、きっと彼らに新しい気づきがあったんじゃないかな。

 

すっかり春

あんなに寒々しかったのに、すっかり春がデンマークを包み込みました。冬に訪れるとつまらなく感じたところが、全く違う雰囲気に変わりました。これがデンマーク、これが北欧。冬はじっと耐え、家の中でいろいろを考え、春から夏にそれが一気に爆発する、まるでこの景色に象徴されているようです。

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第111回目は「毎日変わるアクティビティ」

明日はすべてのコース共通で同じ授業を受けた20週目の授業についてご紹介。講義が半分、実技が半分。例えば講義は「これからどうやって生きていくのか」だったり、実技は「スーパーで賞味期限切れの食べ物をもらってきて、それで料理する」なんて、ものすごいユニーク!お楽しみに。