ホイスコーレ日記38:楽焼その2

デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

全日程で3週間ある、選択授業の週。初めの1週目に僕は「楽焼」を選びました。生徒一人ひとりに自由に使える粘土を渡された後、自由に形を作ります。人形っぽい形を作る人、カップを作る人。そして軽く乾燥させた後、100度の電気釜で乾燥させます。

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電気釜で乾燥させた後は色を塗ります。塗るものによってこの後の工程で光り輝いたり、マットな仕上がりになったりします。どうなるかは誰にもわかりません、やってみるまでわからないのがこの楽焼の面白いところです。

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雪の降る中でバーナーを使って焼き釜を800度近くまで高温にします。ここに色を塗ったものを入れ、10分〜15分程度焼きます。

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焼いているところ。中は真っ赤です!

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焼き終わると火を止め取り出します。まるで歯を抜くペンチのものすごく大きいような道具を使い、一つ一つ取り出します。取り出した後は木屑に突っ込み、ある程度熱が冷めるのを待って水に浸します。

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水に浸して取り出したものは真っ黒くゴミが付いてきたないのですが、タワシで磨くうちに本来の色が見えてきます。

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出来上がるとこんな感じ。とても綺麗!どんな仕上がりになるのか予想ができないというのがとても好きで、この後もう少し自主的に作ることにしました。