デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
Hallwayパーティ。これはちょっと思い出したいような、そうでないような思い出の一つです。以前にも少しご紹介した通り、88人の生徒は5つの色にグループ分けされています。色のグループごとに掃除当番やグループ会議などをすることになるのですが、パーティーの企画・開催もするんです。
僕らシアンHallwayも例外なくパーティーの企画をすることになりました。しかしこれが本当に大変!まず自由になんでもしていいので、みんな好きなように好きなことを言いまくってる。あーでもない、こーでもないと毎日授業後に話し合いをして、いつの間にかみんなクタクタ…。
最終的に決まったのは、いろいろなライトをピカピカ光らせるデコレーションを部屋にして、そこで踊ろう!というもの。しかし例によって僕だけ知らないいろいろな物事が…。そしてクタクタになった僕は当日欠席することになります。もちろん後から「どうしてこなかったの?」「どこにいたの?」と聞かれまくることになるんですが。
この辺って本人の裁量で、出てもいいしでなくてもいいんです。パーティーに興味のない子は初めから会議にも出ないし、当日は実家に帰っていたりもします。でも僕の場合は学校にいるしかないし、部屋にいるのにパーティーに来ないという状況が不思議だったのかもしれません。
「正直あんまりパーティーばかりするのは疲れるし、自分のやりたいことに集中したいよ」という話を先生に相談したこともありました。「まぁみんな若いし、ワイワイやりたいんだろうね。でも君みたいにパーティーに出ないことにしている子だって何人かいたよ」と先生。いやー、本当に自分をしっかり持たないといけないんだと思いました。出るなら出る、出ないなら出ない。別に言い訳を並べる必要なんてないので、相手に自分が何を考えているのかしっかり伝えなきゃいけないんだなって、思いました。
ちなみに、これはパーティー翌日。学校中はまるで嵐の後のよう!この後みんなで大掃除です、この辺も絶妙なタイミングで学校の予定に組み込まれているあたり、先生方は慣れてるなぁと思います。
校長室とオフィスがある建物には謎の横断幕が掲げられていました(笑)