デンマークのDen Skandinaviske Designhojskole に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
第12回目:住民登録もろもろの手続き
デンマークでは、外国人は住む場所が決まったら「コムーン」と呼ばれる役所のような場所に住民登録しなければいけません。これをしないとホイスコーレに通う留学生の場合、留学ビザが有効にならないだけでなく、CPRナンバーと呼ばれる個人番号がもらえません。あと、保険証の発行もできません。デンマークでは数年前に行政のほとんどの情報をこのCPRナンバーと紐付けたため、これがないと国からの大事なメッセージやカード決済、銀行口座を開設する場合などに必要となり生活に支障がでます。
前置きが長くなってしまいましたが、住所が定まって5日以内に提出しなきゃいけないと聞いていたので、到着早々に一番近いコミューンに住民登録に行ったのでした。
学校からバスで40分、片道450円!毎度毎度お金が飛ぶなー。
街はこれまた静かで小さな店がたくさん開いていました。Randers(アナス)というこの街は、学校際最寄りの駅がある街であり、デンマークで3番目?に大きい街でもあります。
学校のオフィスで聞いた情報とGoogleマップを頼りになんとかコムーンに到着、入り口にある整理番号発行機の表示が読めずに周りの人に助けてもらいながら、住民登録、一時滞在者用のパスポート発行手続き、インシュランスカードの申請をしました。あと、かかりつけのお医者さんの登録も。日本にはないシステムですが、デンマークを始めヨーロッパの国ではよくあるシステムらしいです。まぁ、結局行きたいところに行っていいようなのですが、適当にドクターを選んでもらいました。
このあと一週間くらいして一時滞在者用のパスポートが登録住所に届きます。けど、1ヶ月待ってもインシュランスカードが届かないのでコムーンに連絡をしたら「あ、手違いで手続きが止まってました!ごめんね」と言われてびっくり。疑問に思ったらすぐに突っ込みましょう。ここは日本じゃないんだなぁと思いました。その一週間後、無事にインシュランスカードも届きました。