デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
Valgfag、選択授業の週がまたやってきました。前回は焼き物を選択しましたが、今回僕は「モーショングラフィック」を選択することができました。全部で5種類のクラスが開講され、その他は移動式保育園をつくる、水のペットボトルをデザインする、体操とかスポーツをする、椅子をネジや釘を使わないでつくる、の5つだったと思います。
イースター前の授業かつ選択授業(選択授業は各コースの授業よりもゆるい)ので、学校はそれまでの慌ただしさが緩んで、ゆったりした一週間を過ごすことができました。
とはいえ僕が選んだのはモーショングラフィック、全く未経験ではないとはいえ結構大変でした。映像をつくる難しさ、大変さは身をもって知っているつもりですが、出来上がった後の面白さも同時に知っているつもりです。とにかく自由に作れるっていうのは楽しい!
この授業ではAfter effectsというソフトで、特に「トラッキング」という機能を利用した映像を作成することになりました。諸事情でここで僕が作った作品を公開することができないのですが、自動でいろいろな処理を施してくれる今のソフトウェアってすごい!技術の進歩だなー、と感じました。
その時の技術なども駆使して作ったのが、ポートフォリオに公開中の映像でもありますので、よろしければあわせてご覧ください。
その他のクラスは何を作ったかというと…
移動式の保育園の模型。
水のボトルをリデザイン。「デンマークではペットボトルの水なんて買わなくてもいいのに、なんでこんなデザインしなきゃいけないの!?ナンセンスだよ!」と怒っている友達もいましたが、出来上がってくるものは相変わらずいい。
日本の旧家屋で使用されていた「接ぎ木」の技術を使ってつくる椅子。
スポーツのクラスは授業リスト(と先生方の顔をコラージュした写真)を公開していました(笑)毎日いろいろなエクササイズやスポーツをやっていたようです。ちなみに、これは校長先生。
こちらはまさかのオフィスの方(笑)
モーショングラフィックの授業作品は、全員分を一本にまとめて公開しました。みんな食い入るように見ています。