The 25 week – ホイスコーレ日記132
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
最終週となった第25週目。卒業を控える中、各コース対抗「テーブル・フットボール」大会が開催されました!
「ユースケ・ゴトー」カップってなんだ?
これ、このホイスコーレに入った時からの疑問でした。
だって、壁にずっと貼ってあるんですもん。
入学した当初、先生に聞いてもなんだかよくわからないみたいな答えが返ってきて、そのまま放置してました。
卒業間近でついにわかったのは、「ユースケ・ゴトーカップ」は「テーブル・フットゲーム」の大会名だった!ということ!!
その昔、ある日本人がルールを作った
聞いた人が間違ってましたね、今回の先生が全てを知っていた。
このホイスコーレが始まった頃、ある日本人(ユースケ・ゴトーさん)がテーブル・フットゲームのローカルルールを作って、それが定着し、毎学期最後の恒例行事となった様です。
ルールはいたってシンプルで、普段遊ぶときに慣れている人たちが使う、卑怯ではないけど初心者お断りな最強スキルを封印して、みんな同じレベルで戦おうというものでした。
ここ数年はアーキテクチャが勝ちまくってる
この表によると、近年グラフとファッションは勝てていない様子。というか、ファッションはまだ一回も優勝してない!!
そしてこの学期の優勝は…
なんとグラフィック!!!!!!やりました!!!!
しかしその優勝の裏に奇跡のルールが
実は今回のゲーム、グラフィックとアーキテクチャがタイになりました。あー引き分けだね、という空気が漂う中、先生が衝撃の一言…。「優勝はグラフィック!」
えっ、なんで?どうして?
という声がささやかれる中、先生は僕を指さし「Because of you!!!」
なんと、引き分けになった場合日本人が1人でもいるチーム側が勝つというルールが発動!これまで一度も使われなかったこのルールが、2008年のスタート以来ついに発動してしまった!ということらしいのです!
「チートだ!そんなルールは知らないぞーーー!」
なんて言われつつも、グラフィックチームはめっちゃ大喜び!!やったーというムードと、大笑いするムードで最高のゲームになりました。
そしてこのルール作ったユースケ・ゴトーさんは今何をしているのか。ぜひ会ってお話ししてみたい。
第133回目は「しんみり授業と魔女の日」
最後の週の授業は、なんだかちょっとしんみりムード。そうか、もうこのメンバーがここに揃うことはもうないのかもしれない。なんて考えたことなかった。