The 19 week – ホイスコーレ日記108
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
時々「アナスの街にある動物園には行った?」と聞かれることがありました。彼らは小学校の頃に遠足などで行ってよく知っている場所のようです。どんなところなんだろう?ということで、行ってみることにしました。
いざ、アナスの町へ!
アナスは学校からバスで30分ほどの場所なのですが、例によって学校からのバスは平日しか出ておらず…。週末に友達の自転車を借りて、別のバス停に向かいました。
このなーんにもない風景を10分ほどこぎ続けるとバス停です。何度も何度も通った道、愛着が湧いてきます。
アナスに到着してから川沿いを歩く
この頃になると地図を見なくても今自分がどこにいるのかわかるようになっていたので、動植物園に向かう途中にある川のそばを歩いて行くことにしました。
季節はすっかり春に。草木が青々として、空気も冴え渡ります。とてもシャキッとした、綺麗な春に久しぶりに出会いました。
ちょっとしたベンチもおしゃれに見えますね。
ふと横を見れば、動植物園の前にはコートが設置されていて、バレーボールをやっている人たちがいました。どこに行ってもすぐに体を動かすことができるスペースがある、これは素敵なことだと思います。
そしてこちらが動植物園の場所です。
Randers Regnskov
regnskoven.dk
すっごく良かった!!
話に聞いていた以上にとっても良かった!というのが感想でした。
デンマークは良くも悪くも、色々なものがコンパクト。そんな中でもここの動植物園はボリュームも見応えもありました。
ちなみに!
入場料は3,000円ほど。高いと見るか、安いと見るか、普通と見るか。学割ありますよ!!!チケット購入時聞いてみてください。
園内は大きく4区画
入場すると、園内は大きく4区画に分けられていていました。
・植物園:ドーム型の温室に熱帯植物と小動物
・動物園:屋外に大型の動物とアスレチック
・水族館:海の魚たちと、時々植物園とつながった水槽に熱帯魚
・お土産の売店とカフェ:毎度おなじみミュージアムショップ
植物園は熱帯雨林
植物園はまるでラピュタを彷彿とさせる丸い温室ドームに作られていて、北欧では珍しい(と思われる)熱帯系の植物や動物を眼の前で見ることができます。日本人からするとあまり珍しくない植物が多いかもしれません。
そもそも北欧はカラッとした気候なので、そこに入ったらカメラやメガネのレンズが曇るなんて場所も少ないでしょうし、そこかしこにデンマークに来てから見たこともなかったゴキブリがいるというだけでもエキゾティックな空間です。
タイの方からインスピレーションを受けたような石像や、カラフルな鳥などを文字通り「目の前」で見ることができます。よっぽど危険な生き物でない限り、ここでは放し飼いにされているため眼の前で見ることができると思って間違いありません。すごい。
葉っぱで巣を作るアリなんて図鑑でしか見たことなかった!しかもこれが仕切りも何もないところで、眼の前で生きて、動いてる!すごい!!
第109回目は引き続き動植物園の魅力をお伝えします
明日は動物園ゾーン、水族館ゾーンを写真を交えてご紹介します!