EP109 クラスメイトオススメ!動植物園に行く。その2

The 19 week – ホイスコーレ日記109
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。

時々「アナスの街にある動物園には行った?」と聞かれることがありました。彼らは小学校の頃に遠足などで行ってよく知っている場所のようです。どんなところなんだろう?ということで、行ってみることにしました。

 

動物園には黒ひょうがいた

外に出る扉からは、動物園のゾーンに行くことができます。ただ、正直こちらはアスレチックの雰囲気が強く、特別面白い動物がいたりするようなことはありませんでした。

mini__dsc0116

例えば黒ひょうのような珍しいものはいましたが、その他は豚や山羊、牛などといった「よくいる」動物たちです。さすがにこちらは檻に入っております。

mini__dsc0081

 

アスレチックスペース

mini__dsc0076

mini__dsc0088

mini__dsc0110

アスレチック広場では子供達が遊んでいました。また、イベントができそうなステージも併設されていました。外の空間は想像以上に広く、サクッと歩いても一周するのに30分ほどかかってしまいました。

 

ユニークな動物の展示方法

面白いのは身近な動物の展示方法で、例えば牛の前には「これからどうやって食肉になっていくか」の説明が写真付き!で解説されていたり、「昆虫のオアシス」と称して昆虫にとって住み心地の良い区画を作り、そこに草花を植えて共存させるような場所がありました。

mini__dsc0091

 
mini__dsc0094

木などを使って、小さな穴を作ったスペースに昆虫を誘致(?)して、その場所の環境を活性化させるという試み。身近な動物だからこそ、どう自分たちと関わっているのか、何が起こっているのかを見ることができるというのは、子供達にとっても勉強になるなと感じました。

mini__dsc0097

どれも自然体を大切にし、現実から目を背けないデンマークらしい展示方法だなと思いました。

 

屋内には変温動物を展示

ちなみに屋内にも動物園があり、主に蛇などの爬虫類がメインに展示されていました。骨格の展示や、人数制限はありましたが直接蛇に触れるスペース、蝶と戯れるスペースなどもありました。

mini__dsc0074

mini__dsc0073

mini__dsc0043

 

美しく静かな水族館

水族館にはよくある「青い綺麗な水の中を泳ぐ魚を見る」というものの他に、併設されている植物園と続く水槽(緑色)にいる大小様々な熱帯魚を見ることができます。こちらはそういう意味では大きな特徴はありませんでしたが、こんなところまでそうそう人はやってきませんので、ゆっくりと感傷に浸ることができました。

mini__dsc0131

mini__dsc0137

mini__dsc0141

 

おきまりの売店では特に何も買わなかった

売店には人形やおもちゃなどのグッズが売っていましたが、こちらはよくある「他のミュージアムや水族館でも見たことのあるようなもの」がいっぱいです。オリジナルのグッズなどもありましたが、僕は今回特に何も買いませんでした。

 

動植物園を後にして…

もうなかなか来ることができなくなりそうなアナスの街を見て回ることにしました。初めて来た時は右も左も分からないでさまよった町も、今となってはだいたい土地勘のついた近所の街みたいなイメージに。まだまだ知らない場所や知らないこともたくさんあるけど、こんなにイメージが変わるなんて。

mini_dsc_8338

mini_dsc_8340

mini_dsc_8342

今回は週末に行ったため、ほとんどのお店がお休みでした。それでも冬の時に比べて活気があるように感じるのは季節が変わって、人々の気持ちもウキウキし始めたからなのかもしれません。

 

第110回目は「HANAMI!!!」

日本大好きメッテ先生主催の、お花見が行われました。日本で買った「ONIGIRI MACHINE」を持ち込むという手の入れようにはびっくり!!