The 24 week – ホイスコーレ日記125
デンマークの教育施設「Den Skandinaviske Designhøjskole」に留学した時のことを写真を交えて振り返ります。
ShowOff、卒業展を明日に控えた2016年6月17日、その日は音楽フェスの開始日でもあった…。
どっちも大事!
卒業展も大事だけれど、音楽フェスも大事!
開催の一週間前から学校内は音楽フェスの話題で持ちきり!お気に入りのアーティストがいつ出演するかをチェックして、そこに間に合うようにいかなきゃ!って。そういうのを学校側が受け入れて折衷案を出し、計画に組み込むのもなんだかデンマークらしい。
学校で一番広い会場を使って、卒業展の準備は続けられました。
けど、前回書いたように学校から会場行きのバスが15時半に出ます。
これは学校が手配してくれたバスです。音楽フェスに作品を提供したグラフィックとファッションコースのみんなにご褒美、というニュアンスではありましたが…。二足のわらじを履きながらやるのって大変じゃなかろうか。しかもみんな音楽フェス>卒業展ですし…。
とにもかくにも予定は予定!
準備は完全に終わらなかったけど、とにかく出発だ!
建築コースはなんだかとても大きなアスレチックをゴリゴリ作っていました。
この日は時間の許す限り作り続けるようです。
ということで、会場に到着!学校から約1時間のバス旅でした。
僕らは関係者扱いだったので、裏口から入場。もちろん無料です。
会場にはたくさんの人たち!!
僕らが作った作品
会場にはグラフィックと、ファッションが作品を提供しました。
総勢20名以上による、大きな絵はグラフィックの作品。壁に一堂に張り出されると、ものすごい迫力がありました!みんな自分の作品が展示されることをとても喜んでいました。
こちら、ちょっと見づらい写真なのですが…。奥の方にあるカラフルな壁は、ファッションコースが長い時間をかけて作っていた「布の絵画」です。こちらも会場を華やかに彩っていました。
その他会場の様子など
僕ら以外のアーティストも会場に作品を提供していたようです。
飲食ブースやゴミ箱のデザインもシンプルでかっこいい。
こちらはステージ。会場内には3〜4つほどの大ステージがあり、同時に複数のアーティストが楽曲を披露していました。この日、金曜日は初日で、まだ会場したばかり。出ているアーティストも前座的な香りが強く、まだまだ人は集まっていませんでした。この後数時間すると、この会場が人で埋め尽くされました。
こちらは一般会場入り口。
こちらは男子用の公衆トイレ。なんて斬新なデザイン…。隣が見えてしまいそう。
Metteは速攻で帰って行った
会場までバスの引率もしてくれたMetteは、僕らを会場に送り届けると速攻で帰って行きました。「帰りのバスの時間を忘れないでね、帰ってこれなくなっても知らないよ!」と言いながら。恐らく卒業展の会場準備をしてくれていたのでしょう…。お祭り大好きな人なのに、すごいな。ありがたい。(でも二日目と三日目はばっちり参加したみたい)
僕は音楽フェス自体に興味を持てず…。ざっと見た感じ知っているアーティストもいないし、ここで夜通しみんなと同じように騒いだら絶対に体をこわす自信がある!ということで帰りのバスを待たずに自力で学校まで帰ることにしました。そういう人も何人かいたようです。または、こなかった人もいたみたい。
第126回目は「オーフスの街を歩く」
音楽フェスの会場からバス乗り場まで、徒歩で歩いた道中の記録です。